。コウモリが「血ぃ吸うたろか?」と敵を拉致しているんだろうと妄想するだけでなんだか楽しい。のだが,クライマックス付近では,味方だと思っていたコウモリさんがボスキャラの巨大コウモリとなってプレイヤーを待ち構えているのである。 しかも,この巨大コウモリときたら厄介なことに妙に強い。個人的には,このゲームで最も苦戦したのがこのコウモリで,こいつを倒してからは,サクサクとエンディングまでたどり着けた。 さて,お次は1997年夏に公開された,「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」のゲームに触れていこう。 映画では,バットマンことブルース?ウェイン役が前作のヴァル?キルマーから,ジョージ?クルーニーにスイッチ。なんでもヴァル?キルマーは前作の撮影時に素行が悪かったり,ワガママな態度をとったりと,スタッフやWarner Bros.の幹部クラスを困らせたというのが,その理由という噂だ。 ジョージ?クルーニーは,米国のテレビ業界でNBCの黄金期を築き上げた作品「ER緊急救命室」のダグラス?ロス役で頭角を現した俳優。クエンティン?タランティーノに見いだされ,「フロム?ダスク?ティル,Diablo3 RMT?ドーン」でメインステージを映画に移した。そんなジョージ?クルーニーに,ERを制作していたという縁もあってWaner Bros.側が,新たなバットマンとして白羽の矢を立てたのである。 だが,ジョージ?クルーニーはのちに,「もともと映画業界で活動したいと思っていたので,テレビの世界からステージを移したかった。そのチャンスをクエンティンとWaner Bros.は与えてくれたのだが,バットマン役だけは人生の汚点になってしまった。映画評論家の父親をはじめ,メディアからも作品に対してさんざんなことを言われ,自分にコミックヒーローは似合わないんだと実感できた」と語っている。 実際,全米公開時の反響は芳しいものではなく,ドラクエ10 RMT,それもあってか日本公開時には,フリーズ役のアーノルド?シュワルツェネッガーが緊急来日し,プロモーションキャンペーンを行っていたのだが……日本の興行成績もパッとしないものに終わった。あのときのシュワルツェネッガーはやたらと不機嫌な表情を見せていたのだが,本国での興行成績が振るわなかったからなのかもしれない。 game.com版パッケージ ゲームに話を戻そう。Acclaimはよりにもよって,本作についても映画公開前からゲーム化権を取得しており,またしてもラインが埋まっていたProbeに開発を委託
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